開催中の特別展

ヴェネツィア レースガラス展 - ガラスの糸が紡ぐ 美しきレースの世界 -

会期 2022年 12月 6日(火) ~ 2023年 3月 6日(月)

※最終日の3月6日(月)は16:00閉館となります。(最終入場は15:30まで)

 16世紀に最盛期を迎えた“レースガラス”は、ヴェネツィアの中でもムラノ島のみで制作され、その制作技法を決して島外に漏らすことを許されない門外不出の秘法として、優れた腕を持つガラス職人のみが代々受け継いできました。

 レースガラスは、それまでの装飾には見られなかった乳白色の色ガラスで表現したレースの細やかな模様と美しさで、ヨーロッパ中の貴族を虜にし、豪華な宮殿を彩る装飾品として大流行したと言われています。現代においても、模様の複雑さや制作の難しさから、美しく繊細な模様を作り出せる熟練した職人はほんの数名しか存在しません。

 本展では、高度な熟練技術を要するガラス職人達が制作したグラスやコンポートなどを、レースガラスの三大技法ごとにご覧いただきます。また、ヴェネツィアガラス最盛期の作品を忠実に再現することができる数少ない工房であるエリーテ・ムラノ工房と、現代において“レースガラスの第一人者”として知られるマエストロ(職人の最高の称号)ジュリアーノ・バラリン氏のテーブルコーディネート作品を中心にご紹介致します。

 中世貴族たちの憧れの的であった、ガラスの糸が紡ぐ美しきレースガラスの世界をどうぞご堪能ください。