開催中の特別展

海の表象

~ヴェネツィアガラスと水のなかまたち

会期 2026年 5月20日(水)

~ 8月30日(日)

 

 水の上に生まれ、水とともに生きるヴェネツィア。

河口とアドリア海の交差する浅瀬、ラグーナ(潟)の上に築かれた水の都ゆえの厳しい自然環境と独自の生態系が、豊かな人間の営みを発展させてきました。

ヴェネツィアの島々で生まれ育ったガラスの作家たちは、ラグーナがもたらす自然の恵みと関わりが深い生活環境で暮らしながら、動植物を深く観察し、創作の着想を得てきました。

 本展では、20世紀を代表するヴェネツィアのガラス作家たち、アルフレード・バルビーニ、アルキメデ・セグーゾ、ピノ・シニョレット、ヴィットリオ・コスタンティーニの作品をご紹介いたします。

彼らは、それぞれが得意とする技法と豊かな感性で、ガラスという素材を変幻自在にあやつり優れた作品を生み出すとともに、しっかりとその技術を伝承し、今に連なるヴェネツィアガラスの長い歴史を担ってきました。

 類い稀なる高度な技術で表現された、水のゆらめき、水藻の輝き、その中を生き生きと動き回る、ヴェネツィアガラスの「水のなかまたち」の姿をどうぞご堪能ください。

展示作品のご紹介

ヴィットリオ・コスタンティーニ「シギ・サギ・フラミンゴ」

ピノ・シニョレット「魚の皿」

アルキメデ・セグーゾ「エンゼルフィッシュ」

アルフレード・バルビーニ「ガラスの中で泳ぐ魚」